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小村雪岱とその時代。

埼玉県立近代美術館に「小村雪岱とその時代」展を見に行った。
久しぶりに自転車で、うちから25分くらい。

小村雪岱(こむらせったい) 1887年生まれ1940年没
川越に生まれ、東京美術学校で下村観山に学んだ日本画家、
在学中に泉鏡花と出会い、鏡花の小説「日本橋」の装幀を機にデザインの世界に。
第二次世界大戦前に訪れた、大衆文化華やかなりしひととき、
竹久夢二と同時代に「昭和の春信」と呼ばれ、挿絵や装幀、舞台美術などに活躍した。
                                   チラシより

チラシにも書かれている、「第二次世界大戦前に訪れた、大衆文化華やかなりしひととき」
もし、戦争がなかったら、今の日本は違っていただろうと思った。

泉鏡花記念館から、たくさん装幀本が出ていて、小さくておしゃれ。
雪岱の画面は、直線の繊細さが印象的だった。

学生時代、日本美術史?の先生が、
「夢二は挿絵画家で、芸術的価値がない。」のようなことを言っていた。
素直だった?私は、そうなんだと思い込んでいた。
今は、その先生が単に夢二を嫌いだったのでは、と思う。

展覧会を観て外に出ると、北浦和公園では、音楽にあわせて噴水が動いていた。
小村雪岱とその時代。_e0086881_22225954.jpg
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by karumian | 2010-01-30 22:00 | イベント | Trackback | Comments(2)
Commented by 領家の子女 at 2010-02-03 21:01 x
お寒うございます。以前「日日」でお会いしてご案内をいただくようになりました者です。ペンネームからお察しくださいませ。ブログ毎日拝読しておりますが、初めてコメントさせていただきます。実は、本日この展覧会見てきました!装丁いけてましたよね!デザイン感覚(空間処理)がすっきりとしていて、とてもモダンな印象受けました。
夢二、たしかに「乙女チック」「甘ったるい」イメージあるかもしれませんが、正直最近とてもお洒落だな~と思うようになりました。年齢重ねて「乙女チック」である事も、堂々と「いいじゃん!」と言えるようになったためかもしれません。また、展示会おじゃますることを楽しみにしております。
Commented by karumian at 2010-02-04 09:46
>領家の子女さま、コメントありがとうございます。
最近は取り留めのないブログになっているので、恐縮でございます。
「染め色・いろいろ」で「いろいろ」でもいいのだと、言い訳しています。

確かに、若い時は分からなかったものが、分かるようになったり、
好きだったものが、きらいになったり、
自分の変化を確認するもの、年齢を重ねる楽しみの一つでしょうか。
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