きのう、世田谷ものづくり学校のワークショップ「布の教室」に行った。
以前藍染めにするために骨董市で買った布が、大麻か苧麻か教えていただく。 吉田真一郎さんのコレクションから、苧麻・藤布と大麻・紙布を中心に見せていただく。 江戸時代、とても薄い越後上布に茶屋染め(藍の型と刺繍)を施した物、麻とは思えないしなやかさ、こんなに細い糸がどうして作れたのか。先人の技術の高さに改めて驚かされる。 100年位前の中国の苧麻の布、撚りのない糸で織られいて絹のように光沢があった。 ↑厚手の藤布。 ↑写真は、藤布の野良着。縁取りの藍染め木綿がおしゃれ。糸が比較的細く、柔らかくなっていた。 藤布と大麻を見分けるには、布をたくさん見るしかないそうだ。見た目では、かなり似ているの物がある。 写真はわかりにくいが。 江戸時代、紙布の袴、たてよこ糸とも和紙、小紋の型染め。仕上げに砧打ち。 たて糸も和紙というのがすばらしい。 すばらしい布を触りまくり、興奮して2時間があっという間に過ぎた。
by karumian
| 2005-12-11 16:59
| 布関係
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平野奈緒子染色展vol.27
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