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布の教室。藤布・苧麻 

きのう、世田谷ものづくり学校のワークショップ「布の教室」に行った。
以前藍染めにするために骨董市で買った布が、大麻か苧麻か教えていただく。

吉田真一郎さんのコレクションから、苧麻・藤布と大麻・紙布を中心に見せていただく。
江戸時代、とても薄い越後上布に茶屋染め(藍の型と刺繍)を施した物、麻とは思えないしなやかさ、こんなに細い糸がどうして作れたのか。先人の技術の高さに改めて驚かされる。
100年位前の中国の苧麻の布、撚りのない糸で織られいて絹のように光沢があった。
布の教室。藤布・苧麻 _e0086881_1633296.jpg布の教室。藤布・苧麻 _e0086881_16334720.jpg






         

      ↑厚手の藤布。

↑写真は、藤布の野良着。縁取りの藍染め木綿がおしゃれ。糸が比較的細く、柔らかくなっていた。
藤布と大麻を見分けるには、布をたくさん見るしかないそうだ。見た目では、かなり似ているの物がある。
布の教室。藤布・苧麻 _e0086881_16483476.jpg写真はわかりにくいが。
江戸時代、紙布の袴、たてよこ糸とも和紙、小紋の型染め。仕上げに砧打ち。
たて糸も和紙というのがすばらしい。

すばらしい布を触りまくり、興奮して2時間があっという間に過ぎた。
by karumian | 2005-12-11 16:59 | 布関係 | Trackback | Comments(2)
Commented by at 2005-12-15 15:39 x
布とお茶を巡る~ブログから参りました。

本当に羨ましい!
興奮が伝わってきます。

世田谷ものづくり学校
松村校長の講演を聞いてから
とても気になっています。
Commented by karumian at 2005-12-15 16:08
ご訪問ありがとうございます。
興奮が伝わってよかったです。興奮すると、すごい!すごい!しか言葉が出てきません。
この次は何が出てくるか楽しみです。
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