追記あり。10月15日
メキシコ在住の鈴木かつ子さんの「原始機の基礎を学ぶ講座」に参加しました。 この棒のようなものだけで、織り機ができるのです。 一番下のベルトは、リュウゼツランの繊維の腰当。 これも原始機で織ってある。 経糸(たていと)を整経してしてあぜをとってあるものを、 棒に通し、糸綜絖を作っていく。 整っていないが、矢印の棒の細い糸が糸綜絖。 糸綜絖のつくり方の要領がなかなかわからず、とても苦労。 仮り織をして織巾、経糸の密度を決める。 鈴木さんの経糸は、貝紫で染めた木綿糸。 経糸を反転させ、仮り織をした部分を向こうにして織り始める。 白い矢印が、仮り織したところ。 筒棒と糸綜絖の棒を組みにして開口部分をつくる。 織物関係の用語が間違っているかもしれません。 綜絖の開き方の要領が最後までつかめず、とび目だらけの布になった。 織りをしている友人の織ったもの、さすがきれいで早い。 鈴木さんの作品、濃い茶綿は、グァテマラ。手紡ぎの糸で、インカ模様のマフラー。 はじめての原始機でとっても苦労したが、 慣れれば、どこでも布が織れる。 経糸も緯糸も一本糸なので、解けば布から糸に戻せる。 究極のエコロジー。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
by karumian
| 2014-10-11 22:43
| 布関係
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平野奈緒子染色展vol.27
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