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布の教室、紙布。

世田谷ものづくり学校の布の教室、今回は紙布。
布の教室、紙布。_e0086881_22391276.jpgたて糸は、藤。
石ずり紬を模して、紙糸のつなぎを結び(ぶつぶつに見える所)、石でこすって風合いを出している。
仕事着。
実物は、黒。
何か迫力が感じられた。





布の教室、紙布。_e0086881_22393218.jpgこちらは、たて糸が絹。
和紙も細く糸にしてあり、薄い布。
織ってから、型染めがしてある。


吉田さんのお話では、江戸時代庶民は、綿、麻しか着るのを許されなかった。
古着の絹はOK。


それで、工夫をして絹に似せたり、古着をパッチワーク風にしたりした。
必要に迫られると、いろいろな工夫をする、それが作為で無いので、今見るととても美しい。

物事すべてに置いて、恵まれすぎていると本質が見えなくなってしまう。
制約されている所からの方が、物が生まれる。
物が溢れて楽をしている私たちには、本当の物を作るのは難しい。
by karumian | 2006-02-18 23:06 | 布関係 | Trackback | Comments(0)
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