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古道具 坂田。

きのう、自由が丘の次に、目白に行く。
以前、見つけられなかった古道具 坂田に。
表通りから1本入ったところ、静かなたたずまい。
引き戸をガラガラ、「見せてください。」、緊張して入って行く。
奥が畳の部屋になっていて、赤い模様のある布が畳んでおいてある。
「赤い布、見せていただけますか。」
e0086881_14175836.jpg見せていただいたのが、アンデスの獣毛(アルパカかリャマ)で四角模様が絞ってあるポンチョ。
6c~11cのもの。
写真は、美術館as it isの「アンデスの布展」図録より。
写真の赤い部分だけのポンチョ。裾に赤と緑の縞。
色はもっとくすんだ赤。
ポンチョの形にしてから染めてある。
絞った糸の跡が無く、ロウ染めのように白がはっきり、糸以外も使っているのか。
6c~11cのものが、今まで完品に近い状態残っていることのすばらしさ。
単純な形の模様の力強さ、畳まれていても布から発するオーラを感じた。

アンデスにこれほど上質な布が製作されたのは、衣類を必要とする気候であったこと、
とりわけ原材料がである木綿や、
リャマ、アルパカ等ラクダ科の動物の毛に恵まれていたこと、
農業の発展に伴って布の職業的専門家集団が存在した・・・
「アンデスの布展」図録より。
などということを、坂田さんから説明していただいた。

アンデスの染織というと、プレインカで12c以降と思っていた。
坂田さんのお話では2cまでさかのぼれるものもあるそうだ。
染織技法のほとんどがアンデスで出尽くしているというからすごい。
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by karumian | 2006-03-04 14:58 | 布関係 | Trackback | Comments(5)
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Commented by gongxifacai at 2006-03-07 17:32
数年前、有松の竹田さんのところでアンデスの絞りを見せていただきました。↑の布もそうだと思いますが、黒と赤のところ縫いつないだのではなく織りながらつないでいるんですよね。
絞り教室の先輩に当たる方が「東京テキスタイル研究所」で「アンデスの染織」というグループにはいって、当時の染め織りの解明・再現を楽しんでいます。説明されても「????」でした。
↑の絞りも糸ではなく筒状のものか、帯状のもので括っているようですね。アイデアはもう出尽くしているのかぁ・・・・
Commented by karumian at 2006-03-07 22:06
私が、アンデスの染織をまとめて見たのは、天野博物館所蔵品による「プレ・インカの染織」79年、京都国立近代美術館でした。図録持っています。
Commented by rui-studio at 2007-01-25 21:47
karumianさん
毎回こちらを覗かせていただき、わくわくしてしまいます。
古道具坂田さんへ是非私もいってみたいです。
布といってもいろいろありますが、gongxifacaiさん、karumianさんの目にかなったものに
引力があってぐいぐいひっぱられていきます。
こういうメッセージこれからも楽しみにしています。
Commented by karumian at 2007-01-25 23:04
るいさま、興味本位で布を見ているだけです。
見たことのない布、知らなかった布に出会えるのが楽しみです。
Commented by rui-studio at 2007-01-25 23:43
本当ですか?私もそうです。
ただただ美しく、見ているだけで満足です。もっと勉強しようとか
専門家にならないで、「好き」というだけでみていることがとても贅沢だと思うんです!
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