2009年 03月 01日 ( 1 )

錦絵はいかにつくられたか。

きのう、歴博に「錦絵はいかにつくられたか」を見に行った。
夫と一緒だったので、車で。
いつも京成、電車で行くので、行きは時間がかかった。

展示の趣旨
錦絵の'美'を鑑賞するのではなく、錦絵がどのようにして出版され、
そして売られていたのかを、
錦絵をとりまく社会状況や世相の面からアプローチ。
館蔵の錦絵の版木をもとに、錦絵を生み出した技術的側面を、
彫りと摺りの技法および絵の具の両面からとらえるとともに、
最新のデジタル技術を駆使して錦絵にアプローチする。  チラシより


アダチ伝統木版画技術保存財団による錦絵の摺り実演を見た。
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摺る紙は湿らせておいて、途中も乾いて反らないように気を使う。
実演の時間が限られているので、5枚くらいだが、
もう少し摺ったほうが色が濃く出るそうだ。
版木から紙に移った顔料は、しっかり紙に浸み込んでいるので、触っても顔料はつかない。
版木は、桜、加工しにくいが桜でないと、シャープな線が出せないそうだ。
実演後、刷り上った錦絵を手にとって見た。

錦絵は、江戸の風俗や流行を映し出す鏡。
版木を使っているが、他の版画とは別のものだと、改めて認識した。
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by karumian | 2009-03-01 23:09 | イベント | Trackback | Comments(2)